ネット通販の基礎情報と無料ツールを紹介する初心者のための開業総合支援講座. | ||||||
地方都市では、ネットショップの開業支援機関が少なく、実務面の情報が不足しているようです。ここでは、広島市の初心者を例にネット通販開業の基礎知識を体系的、且つ、短期間で理解できるよう、開業や新分野進出に役立つ実践的な情報を提供します。 一般的に、従業員数が数十人規模の会社は業種を問わず、ウェブサイトの必要性を認識しているにもかかわらず、構築は丸投げに近い形で外部委託する場合が多いようです。 サイト自体はドメインとレンタルサーバーの維持費を含め、年間数千円で運営は可能ですが、自社更新の予定であっても用意された既存の雛形デザインを利用し、更新を余り必要としない内容と色彩、FLASHを換えた程度では、とてもアクセスは期待できません。 例えば、このページのタイトル部分で使用しているようなFLASHは専用ソフトと企画、デザイン、制作などに多大な手間を要する特注業務として相場がないのも同然で、一見して見映えのよいことから導入の納得を得やすく高収益の源泉になっています。 更新時にも費用が発生するFLASHは印象度の強いほどリピーターは飽きやすく、目障りと思い、しかもSEO対策は不利に作用します。サイトにアクセスする人の多くは情報を求めて検索とネットサーフィンを繰り返し、比較検討するために何度もアクセスしています。 お買物をしなくてもアクセス回数が多ければ、ファンであり将来のお客様になる確率の高いリピーターなのです。操作性に配慮した更新作業の容易なサイト構築は特段の必要性がない限り、フリーのJavaScriptやDHTMLを利用することで技術的な対応は可能です。 最低限のスキルはワープロができ、ネットサーフィンができればOKです。知識や情報の取得は理解を早める効果があるだけなので、これらの習得は適度にとどめ、問題解決能力(知力)と行動力の向上を目指すことが不可欠です。 真に必要なことは継続的な本気、ヤル気、根気を原動力とした現場での地道なノウハウの獲得にあります。他人の理論や技術、ノウハウを学習しても起業は成功しないものです。起業者の人格、知識、人脈、経験の人的能力や資金、人材、業態などの経営環境が各人千差万別だからです。 熱意と試行錯誤の体験こそが最良の学習方法と言えるのです。この点は実体験でノウハウを得た多くの成功者自身が後日に語っていることなどから明白です。開業の際に注意すべき点は文章で別途に 又は合成音声で ネットショップ開業の動機はサイドビジネス感覚から本格的なものまで様々ですが、実店舗同様の覚悟と能力が必要です。簡単に儲かるようなビジネスモデルではなく、実店舗以上に利益格差のある厳しい市場です。 また、ネット通販のみならず、商品や会社のPRを目的としたウェブサイトを開設することで、これらに興味を持つユーザーが直接アクセスするため、店頭や飛び込み営業とは全く相手の反応が違ってくる副次効果も見逃せません。 お客様とのコミュニケーションの機会が与えられるだけで、従業員のヤル気が湧出し、結果として販売効率が高まり、社内全体に好影響をもたらす利点もあります。 お客様の潜在ニーズをいかに素早く察知、分析、具現化できるかが、成功のポイントになります。常にお客様の目線で商品を提供する姿勢を表示すことが重要で、サイトページ更新の意義が正にこのことなのです。 ネットショップの予備知識企業と消費者間の電子商取引に介在するネットショップの運営は実店舗同様の知識を必要とします。儲かる話は理論的には可能ですが、偶然以外で永続的に絶対儲かる話があるわけがありません。国や地方自治体の中小企業施策は中小規模企業を想定したものが多くなっています。 一方、経営資源が脆弱で家業的な小企業には、これらの施策を活用する能力に欠けるのが実情です。事前の準備に加え、意識改革と継続的な努力が不可欠です。 企業間の電子商取引を目的とする方には、中小企業ウェブマーケティング研究会があります。主に中小製造業の新規開拓型サイトの制作や運営ノウハウを提供しています。インターネットの電子文書は一瞥性があって断片的な情報収集に優れていますが、紙媒体のような一覧性や体系的な情報収集に適しません。 読むことに大変疲れやすく、頭に入りにくい欠点がありますので、初心者の方には、読解に集中できる書籍の購入をお奨めします。このことは、ウェブサイトの構築に重要な意味を持ちます。 自ら発光しない書籍の文字の色や形が見えるのは光がその色の波長だけを反射しているからです。これに対し、画面上の高精細の文字情報は直接発光する光点で文字を形成しますので、無意識に神経的な過労が負担となって、生理的な拒否反応を示すことがあります。 根拠としては、VDTの連続作業1時間毎に10〜15分の作業休止時間と連続作業の途中に1〜2回の小休止をとることの有効性を労働基準局の「VDT作業における労働安全衛生管理のためのガイドライン」で示されています。 発光点を直視するテレビは音声と画像が主なので、神経の集中度合はパソコンの比ではなく、文字情報の多いサイトは有用であっても、ネットショップとしては失格です。光点を集中的に長時間見つめることは苦痛であり、サイトの文字情報は読まれるのではなく、観られるものと考えるべきなのです。
インターネットを利用した通信販売は商材の確保や差別化をどう表現するかが重要です。ネット通販の手段に過ぎないサイト構築に熱中し過ぎないことも大切です。誤解が多いようですが、必ずしも経営者の感性を全面に表現するデザインがよいわけではありません。 サイトの構築は少なくとも経営者の感性、想定する客層の目線、取り扱う商材の見せ方の観点からバランスに留意することが大切です。 単に商品やサービスを陳列するショーケースに過ぎないのです。このショーケースがいくら立派であっても、お店の入口から離れて分りにくいことがあります。 ネットショップも実店舗同様にショーカードやキャッチフレーズのPOP広告が不適切だと、お客様の購買行動を誘導することもできません。これらの参考となるネットショップや無料提供のテンプレートは数多くあります。 例えば、Office Live Small Businessはサイトデザインや機能に制限があるものの、個人などの小企業を対象とした初年度無料の独自ドメインの取得とサイトやメールの容量、運営が無料のサービスを提供しています。 この他にも無料で簡単にウェブページの作成や企業内のイントラネットを通じてコンテンツが共有できるGoogleサイトを一般公開又は非公開を選択するなどで、試験的に利用することもできます。 また、ショッピングサイトを自動作成するJ-Shopは用意されたテンプレートを使い、商品を登録するだけでネットショップが開業できます。このソフトは買物カゴの設定を行う必要がなく、メルマガやアンケート機能なども実装した無料サービスです。 独自ドメインとレンタルサーバーを用意できれば、ブログのようにネット上からコンテンツやデザインを直接編集できるQuick Homepage Makerが利用できます。豊富なテンプレートが用意されており、データベースを利用しない無料のCMSです。入力情報の暗号化通信が必須の買物かご機能はありませんが、レンタル業者と提携することで装備できます。 ただし、このようなHTML知識不要のサイト構築ツールを利用したウェブサイトは後日の本格的な運用に多大な手間を要することになります。商用サイトはHTMLだけではできないのですが、HTMLソースの記述内容を理解できる程度の知識は不可欠です。 顧客志向のサイトは常に商品や雰囲気の新鮮さを必要とし、開店後の更新は欠かせません。最初はホームページ作成ソフトを利用し、これらのページ構造分析から始めます。 文章や配色、画像などのコンテンツ改変で、必要最低限のサイトは構築できますが、コンセプトを含めたデザインはお客様との感性の擦り合わせが不可欠なので時間が必要です。 きれいに魅せるサイトの特徴物販型のサイトはきれいな商品画像が不可欠ですが、サイトデザイン自体を同業ショップと大きく差別化を図る必要はありません。これは初めてアクセスされたお客様の手順を迷わせないためで、メニューボタンやクリックは一般的な仕組みを利用すれば、十分です。 商用サイトの大切な点はページの彩色や文章表現に好感と安心感を持っていただけるかどうかの第一印象に配慮することにありますので、次の点は極力差し控えるべきでしょう。
ネット通販を目的とするサイトはビジュアル的に満足していただくより、物品やサービスを購入し、満足していただくことを主眼に構築するのが鉄則です。反面、ブランド品を扱ったり、技術力を強調するIT関連企業などのイメージ広告的なサイトは情報発信を目的とするトップページのビジュアル要素を重視することがあります。(例:LOUIS VUITTON) 買物かごを設置する物販ショップと無形の情報サービスを提供するショップとでは、異なる仕組や雰囲気のサイトづくりが求められます。お客様の目線に配慮し、試行錯誤の末にビジュアルとなったのであれば、それでもよいと言うことです。外注する場合にネットショップ側の独善と見映え重視の見栄が一番いけないことです。 優先度を決めてこれらの特徴を利用することが大切です。ネット通販の開業時は見やすく、読みやすく、クリックしやすい信頼感の溢れるサイトを最優先すべきなので、個性が過ぎると逆効果になります。 お客様は個性的なサイトでなく、欲しい情報が簡単に発見できるサイトを求めるので、繁盛店のサイトと類似すれば、結果的に似た情報が似た場所に配置されるため、心理的な抵抗感が薄らぎ、親近感が得られる効果があります。 検索エンジンの登録通常は検索結果の表示安定に2〜3ヶ月を必要とします。このサイトもGoogle登録に35日を要しましたが、ネットショップ開業のページアップをいち早く知らせることが重要です。これには、検索エンジンのアクセスを受身で待つのではなく、検索エンジンを自力で誘導できるGoogleウェブマスターツールを利用します。 このようなサイトの登録状況を把握できるサイト管理者向けツールには、Yahoo!のサイトエクスプローラーやMicrosoftのLive Search Webmaster Toolsなどがあり、クローラの視点から見たサイトのインデックスやバックリンクの状態を把握し、適切に検索エンジンに掲載されているかを確認できるサービスが無料提供されています。 この方法はSEO対策に記載していますので、是非ご活用ください。大切な点は検索エンジンの登録対策に不可欠なテキスト要素を商品にどう関連付けるかにあります。そのためにも確固たる目的意識や経営方針の確立が最初に必要です。 また、検索エンジンの登録だけでは、上位表示されないので、過大な期待は禁物です。一方で、ページ重要度の目安を示すGoogleのページランクは実態以上に上位表示される不思議なサイトが多いのも事実です。 例えば、日本国内サイトで唯一アクセス世界ランキング10位内に位置するYahoo!JAPANが8/10であるのに対し、アメリカ国内にサーバーのあるGoogleは9/10、グローバル企業のトヨタ自動車は6/10、国内の一般的な大学は6〜8/10を表示することが多いようです。 このように、検索エンジンの上位表示とページランクとにアクセス数との相関は明確ではないことを理解する必要があります。容易ではありませんが、登録公開直後から試行錯誤を重ね、内容に信頼を得てGoogleランクの高いサイトの被リンク数が多くなれば、自然とSEO対策になるので継続的な更新作業は大切です。 |
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