ネットショップ開業に役立つ情報と無料ツールを紹介する初心者のための総合支援講座.

ネット通販の基礎知識と注意点

地方都市では、ネットショップの開業支援機関が少なく、実務面の情報が入手し難い状況にあるようです。ここでは、広島市の初心者を例に通販開業の基礎を体系的、且つ、短期間で理解できるよう、開業に役立つ実践的な情報を提供します。
他人の理論や技術、ノウハウを学習しても起業は成功しないものです。起業者の人格、知識、人脈、経験等の人的能力や資金、人材、業態等の経営環境が千差万別だからです。
熱意と試行錯誤の体験こそが最良の学習方法と言えるのです。この点は実体験でノウハウを得た多くの成功者自身が後日に語っていることから明らかです。
開業の際に注意すべき点は文章で別途に 又は合成音声 します。ネットショップの開業形態は多様ですが、運営するには、実店舗同様の覚悟が必要です。

ネットショップの予備知識

企業と消費者間の電子商取引に介在するネットショップの運営は実店舗同様の知識を必要とします。儲かる話は理論的には可能ですが、偶然以外で永続的に絶対儲かる話があるわけがありません。国や地方自治体の中小企業施策は中小規模企業を想定したものが多くなっています。一方、経営資源が脆弱で家業的な小企業には、これらの施策を活用する能力に欠けるのが実情です。事前の準備に加え、意識改革と継続的な努力が不可欠です。
企業間の電子商取引を目的とする方には、中小企業ウェブマーケティング研究会があります。主に中小製造業の新規開拓型サイトの制作や運営ノウハウを提供しています。
インターネットは一瞥性があって断片的な情報収集に優れていますが、紙媒体のような一覧性や体系的な情報収集に適しません。読むことに大変疲れやすい欠点があります。
そのため、全くの初心者には、読解に集中できる書籍の購入をお奨めします。このことは、ウェブサイト構築の上で重要な意味を持ちます。自ら発光しない書籍の文字の色や形が見えるのは光がその色の波長だけを反射しているからです。
これに対し、パソコン画面の高精細の文字情報は直接発光する光点で文字を成形しますので、無意識に神経的な過労が負担となって、生理的な拒否反応を示すことがあります。
根拠としては、VDTの連続作業1時間毎に10〜15分の作業休止時間と連続作業の途中に1〜2回の小休止をとることの有効性を労働基準局の労働衛生上の指針で示されています。
発光点を直視するテレビは音声と画像が主なので、神経の集中度合はパソコンの比ではありません。文字情報の多いサイトは有用であっても、ネットショップとしては失格です。つまり、光点を集中的に長時間見つめることは苦痛だと言うことです。ウェブサイト上の文字情報は読まれるのではなく、観られるものと考えるべきなのです。
ウェブサイト構築の考え方

インターネットを利用した通信販売は商材の確保や差別化をどう表現するかが重要です。ネット通販の手段に過ぎないサイト構築に熱中し過ぎないことも大切です。誤解が多いようですが、サイトは経営者の感性を表現するアートデザインではありません。
単に商品やサービスを陳列するショーケースに過ぎないのです。このショーケースがいくら立派であっても、お店の入口から離れて分りにくいことがあります。ショーカードやキャッチフレーズのPOP広告が読みづらいと、お客様は買物しにくいものです。
サイト構築の参考となるネットショップや無料提供のテンプレートは数多くあります。例えば、個人などの小企業を対象としたものには、独自ドメインの取得とウェブサイトの容量、運営が無料のオフィス・ライブがあります。顧客志向のサイトは常に商品や雰囲気の新鮮さを必要とし、開店後の更新は欠かせません。
最初はこれらのページデザインを編集することから始めます。文章や配色、画像などのコンテンツを変更する程度で、必要最低限のサイト構築は可能です。ただし、コンセプトを込めたデザインはお客様との感性の擦り合わせが不可欠なので時間が必要です。

きれいに魅せるサイトの特徴

物販型のサイトはきれいな商品画像は必要ですが、サイトデザインを同業ショップと極端な差別化を図る必要はありません。これは初めてアクセスされたお客様の手順を迷わせないためです。メニューボタンやクリックは一般的な仕組みを利用すれば、十分です。
大切な点はページの彩色や文章表現に好感と安心感を持っていただけるかどうかの第一印象に配慮することにありますので、以下の点は極力差し控えるべきでしょう。
  • フラッシュや動画、Javascript、php、perl等のスクリプトを多用する
  • テキスト文字を小さめにする
  • 文字と背景色とのコントラストが低めにする
  • 全体的に淡色系の色を使用する
  • 英文字やカタカナ英語を多用する
  • 全体のデザインが崩れないよう、ページ横幅や文字サイズを固定する
  • サイトと関連性のない画像が大きく占めている
  • BGMや効果音が自動的に流れる
ネット通販を目的とするサイトはビジュアル的に満足していただくより、物品やサービスを購入し、満足していただくことを主眼に構築するのが鉄則です。
ブランド品を扱ったり、技術力を強調するIT関連企業のイメージ広告的な情報発信型サイトはトップページのビジュアル要素を重視することがあります。(例:LOUIS VUITTON)

また、買物かごを設置する物販ショップと無形のサービスを提供するショップとでは、異なる仕組や雰囲気のサイトづくりが求められることもあります。お客様の目線に配慮し、試行錯誤の末にビジュアルとなったのであれば、それでよいと言うことです。
特に外注する場合にネットショップ側の独善と見映え重視の見栄が一番いけないことなのです。過ぎたるは及ばざるごとしの論語どおり、優先度を決めてこれらの特徴を利用することが大切です。ネット通販の開業時は見やすく、読みやすく、クリックしやすい信頼感溢れるサイトを最優先し、個性が過ぎると逆効果になることがあります。
お客様は個性的なサイトでなく、欲しい情報が簡単に発見できるサイトを求めているので、繁盛店のサイトと類似すれば、結果的に似た情報が似た場所に配置されるため、心理的な抵抗感が希薄化し、親近感が得られる効果があります。

検索エンジンの登録

このサイトもGoogle登録に35日を要しました。通常、検索結果の表示が安定するのには、更に2〜3ヶ月を要します。少なくとも当初の1ヶ月前後はキーワードによる検索ができないため、大幅な変更の余裕がある反面、ネットショップ開業のページアップをユーザーにいち早く知らせることも重要です。
これには、検索表示を受身で待つのではなく、Google検索エンジンに自力で登録する方法があります。この方法がGoogleウェブマスターツールの利用で、SEO対策に記載していますので、是非ご活用ください。
大切な点は検索エンジンの登録対策に不可欠なテキスト要素を商品にどう関連付けるかにあります。そのためにも確固たる目的意識や経営方針の確立が最初に必要です。検索エンジンの登録対策だけでは、上位表示はされないので、過大な期待は禁物です。
逆に、ページの重要度を示すGoogleランクは実態以上に上位表示される不思議なサイトも多いのです。日本国内サーバーで唯一アクセス世界ランキング100位内に位置するポータルサイトのYahoo!JAPANが8/10であるのに対し、米国内にサーバーのあるGoogleは9/10、トヨタ自動車は6/10、慶応大学は8/10を表示します。
このように、検索エンジンの上位表示やGoogleランクはアクセス数と軽微な相関関係が成立しても明確な因果関係は成立しないことを理解する必要があります。
ただし、登録公開直後から試行錯誤を重ね、内容に信頼を得てGoogleランクの高いサイトの被リンク数が多くなれば、自然とSEO対策になるので継続的な更新作業は大切です。
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