SEOの知識

検索エンジンの上位に表示される最適化したウェブページづくりをSEOと言います。上位にランクされるには、適正なキーワードの選定が必要で、このキーワードが単に商品名の羅列や他店の多くが使用する一般的な用語では効果が薄いとされます。
そのため、自店の個性を訴求する単語や他店の使用しない単語で表現できるキーワード発見が必要です。キーワードを絞らないと他店サイトに埋没するため、具体的な品名でヒットするキーワードが不可欠です。
具体的な品名で検索する消費者はその商品に興味があり、購入意欲が高いと判断できます。自店と他店とを比べての優劣や売れそうな客層ではなく、売りたい客層を商品、サービスの質や価格などを客観的に分析し、イメージ化した上で具体的に表現できる文章力が重要です。
一般的なサイトであれば、外部リンクの数は数える程度ですが、アフィリエイト系やリンク集などのサイトは1ページに50~1000と大量のリンクが貼られる傾向があります。この場合はサイトの評価を落とす場合がありますが、内部リンクと外部リンクとの割合などによっても変動します。

  • builtwith
    対象のサイトがどのようなSEO対策ツールを利用しているかをチェックできる。
  • Yippy
    検索結果の表示順位は被リンク数を重視するので、一般に上位の有力サイトは大きく変動することはなく、ユーザーに価値ある情報やデータベース上に存在する専門的な有用情報などはウェブの奥深くに埋没し、検索上位に表示されることはありません。
    この点、イッピーはキーワードを入力するとBing、Yahoo!などの有力検索サイトを参照し、分類用のキーワードを自動生成します。ユーザー自身で更なる絞り込み検索するより、自動生成されたキーワードを使用するので、より精度の高い分類が可能になります。

SEOの限界

提携サイトへ成果報酬を支払うアフィリエイトや検索サイトからキーワードに連動した広告主サイトのリンクが表示されるp4p広告などの普及により、SEO対策の相対的な効果が著しく低下し、SEO対策の努力(費用)と効果が比例しなくなっています。
全く無視してもよい意味ではありませんが、基本的なSEO対策で十分です。通常のHTMLで作成するページは文法的に100点満点も可能なのに対し、CMS作成のページは冗長で複雑なHTMLが自動的に挿入されるので本来は不利となるはずです。
しかし、正しいHTML文法は余り評価されず、実態はブログの文章が主な内容で更新頻度が高く、RSSに対応して自動的にPing送信が行われ、相互リンクしやすい特徴から検索順位の上位出現率が高くなる傾向があるようですが、検索エンジンで表示される件数は1,000件までとなっています。
サイトの乱立する現在、SEO対策で検索エンジンの上位に位置することは、至難で幸運だと思うべきです。つまり、個人サイトが努力するキーワードや被リンク数などで解決できるレベルではなくなっており、今後はSEOだけではなく、成約を高める方策を最適に混合化したSEM対策が重視されます。
自店サイトへのお客様の誘導が熾烈な競争へと激化したことで、一見のお客様をいかに常連客として歩留率を高めるかが、重要な課題となっています。
新規の集客に広告コストをかけた常連客の確保は安定的な売上達成の核となる効果が期待できます。インターネットは具体的な商品を探す人より、情報収集をする人が圧倒的に多いのが実情です。
商品自体の情報だけでなく、これらに関連する専門的な知識や利用法、購入客の感想など読者が利用したい、欲しい、読みたいと思う情報を充実することが重要です。

検索エンジンの活用

通常は検索結果の表示安定に2~3ヶ月を必要とします。このサイトもGoogle登録に35日を要しましたが、ネットショップ開業のページアップをいち早く知らせることが重要です。配慮すべき点は検索エンジンの登録対策に不可欠なテキスト要素を商品にどう関連付けるかにありますので、確固たる目的意識や経営方針の確立が必要です。検索エンジンの登録だけでは、上位表示されず、過大な期待は禁物です。
検索エンジンは検索回数が増大するほど精度が高まり、優位性が強まる性質があることから、SEO対策に偏向するあまり、実態以上に上位表示されるサイトが多いのも事実です。
このように、検索エンジンの上位表示とページ内容とにアクセス数との相関は明確ではないことを理解する必要があります。容易ではありませんが、登録公開直後から試行錯誤を重ね、内容に信頼を得てGoogleランクの高いサイトの被リンク数が多くなれば、自然とSEO対策になるので継続的な更新作業は大切です。

検索エンジンの登録

サイトのトラフィックランキングを公開するAlexa Top Sites Japaneseによると日本国内の第1位はGoogle日本、2位にYoutube、3位にYahoo!JAPANの順でアクセスが多いのですが、デスクトップ用とスマートフォン用の2種類のクローラーを有するGooglebotを利用するYahoo!やGoogleツールバーを含めるとGoogle系検索エンジンが8割以上を占めます。
なお、自分のサイトページがGoogleに何件登録されているかを簡単に知るにはGoogleの検索窓に「site:http://◯◯.com」と入力します。

  • 90%弱のユーザーは1日1時間以上インターネットを利用している
  • 80%弱のユーザーは3ページ目までの検索ページしか見ていない
  • Yahoo!は一般に家庭での利用が多く、ライトやミドルユーザー、女性、若年層が多い
  • Googleは一般に職場での利用が多く、ヘビーユーザーや男性が多い
  • Yahoo!ユーザーは単一キーワード、Googleは複数キーワードで検索する傾向がある
  • 検索する入力キーワードは「1つ」が60.2%と最も多く、「2つ」は31.8%である
  • 最初は単一キーワードで検索し、見つからなければキーワードを追加するユーザーは70.6%いる
  • Yahoo!は検索結果の上位ほどURLの階層が浅く、Googleは上位ほど深い傾向がある

これら検索エンジンの上位表示達成が効果的です。もちろん、サイトの内容やSEOの対象エンジン対策などによって、これらの順位は変動しますが、実際に次回から検索エンジンからではなく、直接アクセスする割合も高くなります。これらの傾向はアクセス解析ツールを利用することで分析できます。

  • Google検索セントラル
    登録後、すぐGooglebotがサイト情報を収集するわけではありません。
    巡回周期の約1ヶ月間隔で収集される情報は表示安定に更に1ヶ月程要します。
    Googleの検索ボックスを利用したPR画像
    安定して上位に表示されるようになれば、このような検索窓の画像を名刺や印刷物、サイトページなどに利用することで、印象付けることもできます。

また、Googleが提供するサイト内検索サービスにGoogleカスタム検索があります。この検索ツールを利用すると、自分のウェブサイトの任意のページに無料でサイト内検索を設置することができます。
自分で検索プログラムを作成する必要が無く、取得したコードをコピーするだけで、サイト内検索を簡単に設置できるツールです。

ウェブマスターツールの利用

例えば、検索エンジンの検索窓にsite:自店トップページのURLを入力するとサイト内の登録ページを表示しますが、ページが多いと全てが表示されないことがあります。
この場合は検索エンジンを自力で誘導できるウェブマスターツールを利用し、クローラの視点から見たサイトのインデックスやバックリンクの状態を把握し、適切に検索エンジンに掲載されているかを確認します。
サイトデザインやサイト構築に導入している技術を最適化できれば、ほとんどの検索エンジンで適正にランク付けされるようになります。

  1. 自サイトへどこからリンクが張られているかわからない
  2. サイト内のページの一部が検索エンジンに認識されない
  3. 検索エンジンに公開したくないコンテンツが登録されている
  4. 訪問者の検索キーワードと検索結果での表示順位がわからない
  • Goole Seach Console
    index.htmlファイルの<head>~</head>の間にGoogleアカウント作成後に生成される次のようなMETAタグを記述する方法や自動生成されるHTMLファイルをウェブサーバーにアップロードすると、Googlebotはサイトページや更新ページを認識し、その情報に従ってサイト内を巡回します。
    【例】<meta name=”verify-v1″ content=”+nxGUDJ4Qpghsl23908vVuFHs34=”/>
    なお、削除はウェブページ削除リクエストツールを利用すると時間を短縮できます。
  • Microsoft Bing Webmaster Tools
    自動生成されるLiveSearchSiteAuth.xmlをアップロードするか、認証用のMETAタグをトップページに記述する方法でMSNBotが定期的に確認し、サイトページを5段階でランク付けします。

共用できるサイトマップを作成しても、全ページが検索エンジンに登録されるとは限りませんが、サイトが新しく、他のサイトからのリンクが少ない場合や適切なリンクがされていなかったり、どこからもリンクされていないページがサイト内に大量に含まれる場合などに役立ち、その他にも次のような利点があります。

  • 全てのページURLを自ら登録できる
  • 診断機能のクロールエラー情報で検索されないページの原因がわかる
  • 統計機能のクロールに関する情報でページ分析ができる
  • 検索エンジンに登録したくないページを指定して削除できる
  • 更新頻度が高くなれば、数分程度の短時間で表示に反映される
  • スパム行為が検出された場合、突然表示されなくなる前に問題点が警告される
  • 上位表示されやすくなる

サイトマップ標準形式のxmlファイルはSitemap.xml Editorなどオンラインから自動生成するツールを利用できますが、Googleは標準形式以外に次の代替形式のサイトマップを受け付けます。

  • RSS、mRSS、Atom
    RSS2.0フィードとAtom1.0フィードが使用できます。ブログにRSSやAtomフィードがある場合は自動的に作成されるフィードのURLをサイトマップとして送信できます。
  • テキストファイル
    1行に1つのURLを記載したUTF-8で作成するtxtファイルが送信できます。

キーワードの引用符

キーワードとは単語を意味します。特に英語サイトの検索は複合単語を一つのフレーズに認識させるので、引用符で囲む必要があります。(例)”white house”この引用符は日本語サイトのことわざや特定の固有名称を検索するのに便利です。Googleの検索オプションを利用すると必要な情報を絞り込むことができます。

キーワードの選定

検索対象のキーワードを決めるには、上位表示させたいキーワードの発見が必要ですが、表示件数が多い場合は複数キーワードの設定が有効です。具体的な品名で検索する消費者はその商品に興味があり、購入意欲が高いと判断できるからです。キーワードを複数指定し、PPC広告などのキーワード組み合わせをオンライン上で生成するツールもあります。

  • SEOツールラボ
    検索エンジンでの表示順位を調査し、履歴を記録するツールです。検索順位チェックツールのGRCとアクセス解析ツールのSWCとの連携で、検索順位とアクセス数の変化をグラフ化などで把握できます。
  • キーワードウォッチヤー
    無料版は過去1ヶ月間の月別キーワードデータの検索上位20件を月間検索回数上限20回まで提供し、有料版はCSVファイルの出力も可能です。

話題のキーワードを知る方法

  • ついっぷるトレンド
    BIGLOBEが独自集計した急上昇ワードを性別、年齢、地域別などに分析する。
  • Social Bearing
    過去7日間以内は無料でツイート、リツイート、リンク、画像などのキーワード検索ができる

SEO対策はGoogleエンジンが日本語キーワードや表記の揺れをどう認識しているのかを知ることが重要ですが、10単語以上は解析できないので、キーワードの作成に注意が必要です。
例えば、カタカナ単語は長音「ー」が使われる場合があります。データと記述したときはデータと一致しますが、データーでは不一致になります。このような場合はデーターと記述することで、両方に対応することができます。
キーワードの関心度を判断したり、競合数の少ない効果的なキーワードの発見に利用できるツールには、検索傾向を時系列にグラフ化できるGoogle Trends、広告メッセージや季節性の検討、新市場の参入などに活用できる高機能のGoogle Insights for Searchなどがあります。
ヤフーの運営するYahoo!掲示板で入力したキーワードで検索するとこれらの書込み件数が表示されますが、お客様が検索しそうなキーワードを入力して検索することで、そのキーワードに関心を示す人がどれだけいるのかを概ね把握することができます。
また、検索エンジンにアクセスしないで、キーワードのSEO解析のできるSEOTOOLSはサイトURLとキーワードの指定で簡単にリアルタイムのSEO状態がチェックできます。

ページランクの意義

2016年3月以前はGoogleのツールバーにページの重要度を示すPageRankという指標がありましたが、現在は公開停止となっています。もともと、ウェブページ毎に評価されるリンクの質と量を測る指標の一つに過ぎないこの指標だけで表示順位が決定されるわけではありませんが、県内の某金融機関のサイトにGoogleページランクが3/10という例がありました。このサイトは基本的なSEOやYahoo!カテゴリー登録もなかったのですが、金融機関だからこそのランクなのです。
過去に県内のある製造小売業のサイトがHTMLやSEOも特別なものではなく、しかも3年以上全く更新がなくてもgoogleランクが4の例もありました。被リンク先のサイトも高評価ではありませんでしたが、これはYahoo!のカテゴリー登録をしていたからです。もちろん、Yahoo!のカテゴリー登録だけで、ランク4になったわけではなく、例外もあるようです。
ランクはキーワードの位置関係、出現率、出現頻度、近接度などの要素にテキストマッチが加味されます。そのため、下位のPageRankであってもテキストマッチで表示位置が逆転する場合も多々あります。
Googleツールバーに表示されるPageRankが、非表示となって更新されなくなっただけで、被リンク獲得とコンテンツ対策が最重要なのは、今までと変わりありません。
重要度の判定はページランクの高いページからリンクされているページほど重要と見なすだけでなく、ページ内にその単語が出現する回数が多い、見出しに出現していればより重要などと言った200種以上の評価方法によって加減されています。
また、Googleはhttps://を使用しているページに、通常のhttp://のページより高い評価を与えるので、sslの利用でサイトの検索順位を向上することもできます。

トラフィックランキングの活用

Alexaランキングの活用

Webアクセスの世界ランキング情報を提供するAlexa Internet.IncのAlexaランクが高いほど人気や信頼のあるサイトと認識されていますが、少なくとも自店よりアクセスが多いかどうかは知ることができます。
Alexaツールバーをインストールしている人はサイトの閲覧状況が逐一Alexaのサーバに自動送信され、100万人あたりの訪問者数やアクセス一回あたりのページビュー数などが集計処理されます。
これらの情報はAlexaツールバーをインストールしているユーザのみの利用統計情報で、一般の利用状況と必ずしも一致しませんが、ウェブ運営者以外が特定サイトのアクセス状況を知り得る方法の一つとして、Googleランクと併用して活用できます。

Netcraftランキングの活用

ウェブサーバーの稼動状況を調査するNetcraftのツールバーをインストールすると偽サイトの危険度、サイトの開設年月、アクセスランク、サーバー設置国、ネットブロックのオーナーを表示します。


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