アフィリエイトは提携や加入を意味し、ウェブサイトを利用した販売代理店システムを言います。提携先サイトがECサイトの広告を掲載し、提携先サイト経由で商品やサービスの購入などが発生した場合にECサイトの広告主が提携サイト側へ成果に応じたコミッションを支払うシステムです。
このシステムは総合オンラインショツプのアマゾン・ドット・コム社が96年に初めて導入しましたが、日本では、99年に導入された結果、新たな販売経路としての効果が認識され、04年から急速に普及してます。
- ECサイトがこのシステムを利用すると、最小費用で効果的な販売促進が可能です
- 提携先にウェブサイトやブログ、メルマガなどから収入を得る手段を提供する
双方にとってノーリスクでメリットのあるシステムです。広告主と提携サイトの仲介や手数料の支払いは
ASP業者が管理しますが、提携サイト側は登録するだけで簡単に広告主を選択することができます。ただし、次回からは直接広告主のサイトから購入する傾向が強いため、リピーターの確保が困難です。
なお、報酬の根拠となる提携サイトへの経由記録はASP業者が自動的に収集し、管理保存します。広告掲載禁止のプロバイダもあるので注意が必要です。実例のアフィリエイトは個人アフィリエイトの検索に特化した
アフィリエイト検索エンジンがあります。
アフィリエイターの啓蒙普及やECサイトとの
カンファレンスを企画するなど、関連情報を発信する
アフィリエイト・マーケティング協会はアフィリエイトに関する意識調査の
要約を公開しています。この調査実態は次のような傾向があるとされます。
- アフィリエイターの57.0%はブログで利用している
- アフィリエイターの70.2%は月間報酬が1,000円未満である
- アフィリエイターの70.5%は利用歴1年未満である
成果報酬型
掲載広告のバナーやテキストリンクを経由し、注文やサービスの購入があった場合に支払われます。広告主によって売上の5〜10%程度の報酬が期待できますが、これには資料請求や会員募集、商品キャンペーンで利用される1件100〜200円程の定額報酬が含まれます。商品と紹介文に魅力があるかどうかがポイントなので、努力次第で収入が期待できます。
クリック保証型
掲載広告のバナーやテキストのリンクをクリックし、指定ページの表示回数に応じて支払われます。これは広くサイトの告知をする場合に効果的でクリック率はアクセス数の0.3%〜1%位となるようです。1クリックの多くは1円〜数円程の定額と指定バナーのためクリック率を高める余地が殆どありません。
表示回数保証型
広告が掲載されたページの表示回数に応じて支払われる方法です。広告指定の字句や画像が一定回数表示されるまで掲載する方式で、インプレッション保証型と言います。1円の報酬を得るには、最低限数十から数百回のページビューが必要になる場合があります。
特定企業加入型
| 企業名称 |
特 徴 |
| Amazon.co.jp |
書籍・音楽関連や家電・玩具等、数百万の商品が対象(紹介料1%〜8%) |
| ビーケーワン |
1,500円以上で送料無料、最速24時間以内の出荷が可能(ポイント還元) |
| コムズ |
電話関連サービス、ネット接続サービス、携帯電話、パソコンが対象 |
| 予約宿名人 |
宿泊登録会員の予約報酬権利は永久なので、メリットが大きい |
なお、Amazonの取扱商品から自由にお奨め商品を集め、簡単にサイト作成できる
インスタントストア(TM)はリンクしたり、サイトの一部として組み込むことで、独自の品揃えをより充実することができます。
ASP加入型
その他、ASP経由でないため報酬が高めに設定されているアフィリエイトもあります。
広告主のバナーやテキストリンクは各パートナー会員の認識用にIDが割り当てられます。そして、バナーなどの広告素材のHTMLソースにID情報を埋め込むことで、経由会員を特定することができます。このHTMLソースは自動生成されるので、各会員のページにコピー&ペーストで簡単に記述できます。利用はASPの提供レポートや掲示板の意見などを解析し、これらの傾向に適応することが重要です。
なお、これらの管理はアフリエイト管理表を利用するのが便利です。アフィリエイトのサイト構築のポイントは次のとおりです。
自店のコンセプトや商品に関連する商品を紹介する
利益率重視の商品選択より自店のコンセプトに適合する商品選択が大切です。この関連するとは自店の商品をテーマ別や用途別、年代別や性別に意識した品揃えを指します。
例えば、浴用石鹸が主力商品である場合はシャンプーや入浴剤、お風呂の掃除道具や玩具類、その他お風呂に関連する便利なアイデア商品などを時季に応じて入れ替えするだけで効果が期待できます。
自信の持てる商品を紹介する
客観的な品質や機能が判別し難い一般市販されない商品が多く、試し買いが必要な場合もあります。そのため、実際の使用感をレポートした記事は有力な広告文となるだけでなく、信頼感のアップが期待できます。お買得商品コーナーを設けるなど継続的な商品の発掘努力が大切です。
アフィリエイトは販促ツールであると認識し本業のサイト更新に力を入れる
元々は紹介商品のキーワードから訪問したわけでなく、自店に関連するキーワードから興味を持って訪れたので、商品紹介に力を入れ過ぎると本業が疎かになり、リピーターが減少する原因になります。アフィリエイトは副業ではなく、商品の品揃えや顧客への情報サービスを補完する販促ツールであると認識すべきです。
本格的に取り組むのであれば、アフィリエイト専門の別サイトやブログを開設する方法をお勧めします。その場合は自店サイトと同じく、売りたい商品に合わせた内容のページ工夫がポイントになりますが、
ブロガーの推奨する商品だからと購入を決断させるには、プロ以上の商品知識と人柄を通じた信用が必要です。
お店のサイトに関連する広告バナーやテキストを自動掲載するプログラムの導入で収入が得られます。このコンテンツ連動型広告はクリック課金と表示回数課金を組み合わせた無料のプログラムです。Google広告を自動掲載するGoogle AdSenseは手続きや設置が簡単で、広告サイズや配色も選択できます。ページ表示のGoogle広告はクリック単価(CPC)又は表示回数1,000回の単価(CPM)のいずれかになります。
なお、検索向けAdSenseの検索結果ページに表示できるのはCPC広告のみです。このサイトの右側に表示される広告が実例で、ページ内容にマッチする広告内容が自動的に挿入されます。類似のコンテンツ連動型広告サービスにYahoo!JAPANをはじめとする大手検索サイトと提携し、ユーザーが参照するコンテンツ関連内容を表示するコンテンツマッチやAmazon Search導入支援ツールがあります。
また、ブログに対応したアドウェイズ社やブレイナー社、マクロアド社は提携サイトのページに自動配信された広告のクリック数によって報酬が支払われるコンテンツ連動型の広告配信サービスを提供しています。これらの広告は検索結果連動型広告に比べ、表示を目にする時間が長く、ページ内容の関連広告によって購買意欲が刺激される以外に探す内容の関連広告を掲載するので、お客様の利便に供する効用もあります。